滋賀には一瞬だけ回った。いく予定は考えていなかったが、愛知まではまだ早いという思いと、一人で来ているこの機会を考えると回った方がいいと想ったからだ。
愛知県は、商店街が多かった。一つの味のある商店街が隣接するように並んでいて、また交差されていて、せめぎ合っていた。さすが、日本の中心に位置し、さまざまなものや文化が一つの場所に集められてまろやかになっているという感じだ。
さて、愛知のホテルに早めにチェックインしていたが、事前予約はしていなかったのでやや高めに宿泊料金を取られた気がする。でも、もうそんなことはどうでも良かった。疲れていたからだ。早くベッドに横になりたい!という気持ち一心だったので、部屋に着くなり倒れ込むように座る。足が限界だった。そして休む。それがどんなに幸せかということはその幸せの負を経験しないとわからないということらしい。
一人で居酒屋のカウンターで食べた。人の密度が多い中で一人奥の席で食べた。東北の味付けとは全然違った。これぞ旅の醍醐味だと求めていたような確信した味だった。コクがあり、なめらかだった。カニ雑炊が一番美味しかった。グルメではない自分だが、初めて、この味をもう一度味わいたくてリピートしたい人の気持ちがわかるような気がした。店員さんは、アルバイトの女子高校生たちがと思われた。慣れない居酒屋に、大将が指示をせっせと出していた。笑い声も聞こえ、仲睦まじくお互いに距離も近くて微笑ましい空間だった。
クラブ街も歩いてみた。キャッチーが長く纏わりついてくる。それもこの土地の気性なのだろうか。



























