手の動きや、身体の内部の動的な生の流れそのものが、外に現れ出た時、結果として表現されたものと私たちは格闘していくしかないのだ。そう思った。「とにかく手を動かす」とはデザインの世界でよく、言われていることだが、まさにその通りだと思う。今自分が見に置いている環境の中での首位を占めるものと、主意を司る部分の融合こそが、我々人間の見えるものとなって表現されてきた、またはこれから姿として残されていくだろうと感じられる。
制作過程の中で、偶然に生み出された痕跡と、思考の取り留めのない印。そういった要素が、関連し合い、また自分たちの体内にフィードバックされ、その循環の中でのみ生み出される色彩と形の組み合わせがあるのだから。

